2012年12月09日

フィギュアスケートの採点は、PCSの比率を下げるべきだ

 昨日はあえて文句を具体的には書かなかったが、今日は具体的に書く。 ポイントは絞って。

 僕は前々から言っているが、フィギュアスケートの採点ではPCSの比率を下げるべきだと思う。 少なくともTES(技術点)を超えるべきではないと思う。

 僕のこの意見は、フィギュアスケートをスポーツとしてより芸術として楽しんでいる人から見ると、実に残念な意見だろうと思うが、今回のグランプリ・ファイナルでは、女子FSでは優勝した浅田選手と、FS2位のタクタミシェワ選手のPCSがそれぞれ66.39ptと、53.49ptと12.9ptもの差がついていた。 これは3A+3T以上の点差だ。 こんな差がPCSでついてしまっては、タクタミシェワ選手が浅田選手を逆転するのは至難の業と言えるだろう。 これではスポーツとしての体をなしていないと言えるだろう。 それにこのPCSは不正の温床となる可能性も高い。 恣意的に調整が付けやすいからだ。

 男子に目を向けてみると、優勝したFS3位の高橋選手と、FS1位ながら表彰台を逃したフェルナンデス選手のPCSはそれぞれ、90.22ptと82.5ptと、7.72ptもの差がついている。 転倒のあった高橋選手に対し、フェルナンデス選手は3Loが2回転になった以外は目立ったミスが無い上、4T、4S+3T、らさらには後半に4Sを跳び、見事に4回転を3回決めて魅せた。 もちろん、4回転はTESで正当に評価されているが、3A1本に近い得点差をPCSでつけられては辛いだろう。
 ちなみに男子SPでは、1位だった高橋選手と2位だったチャン選手のPCSはそれぞれ43.14ptと44.53pt。 
僕には高橋選手がチャン選手より低い理由が解らない。 FSでもチャン選手は高橋選手を超えたPCSを出している。


 ファイナルと平行し、ドイツではNRW杯というB級大会が行われていた。
 そこではキム・ヨナが復帰して来たが、ここの採点がまた酷い[E:pout]

 SPの動画を観たが、ジャンプは3Lz+3T、3F、2Aと全て入ったが、3Tは回転が不足しているようだが見逃されている。
 まあ、それくらいはこちらも見逃してやるとしても、PCSの出方が酷い。 なんと34.85ptもの高得点を叩きだしている[E:gawk]  
これを男子に換算すると、なんと43.5625pt、高橋選手を超えている[E:gawk] こうやって書けば、これがどれくらいバカげた数字なのかが解るだろう。
 浅田選手のファイナルSPのPCSが31.94ptだ。 ヨナのSP
はつなぎは相変わらずスカスカのエコプログラムだし、音楽との調和なんて全く無視されている振り付けなのに、浅田選手より2.91ptも高いなんて有り得ない。 FSではその差が倍になるので、5.82ptの差がつくことになる。 これでヨナが本当に音楽にマッチしたプログラムを滑ったなら、どれほどの差となるのだろうか? NRW杯ではスポンサーのほとんどが韓国企業であったのも有るのだろうが、表向き絶対評価であるはずの採点がこんなことで良いのだろうか? いや、良いわけが無い[E:pout]

 このままではソチ五輪ではあのバンクーバーでの茶番劇が繰り返される可能性が高い。 いや、もっと酷いことが起こるかもしれない[E:pout]

 ヨナは演技はそれなりだったが、演技終了直後の態度やキス&クライでの態度がまた酷かった。 こんな輩をアゲまくるISUはいったいなんなのだろう?
 先日のNHK杯では、優勝した浅田選手に対し、マスコミはかなりその優勝を疑問視していたが、このヨナのSPの得点には『今季SP世界最高得点!』となんの疑問も無く報道している。 
自国の至宝を落とし、他国のメッキ女王を持ち上げる・・・ そんなんだからマスゴミって言われるのだ[E:pout]


 まあ、PCSの比率を下げたところで、ルールの運用次第で、いくらでも調整はできるんだろうけどね・・・

posted by ちゃんちゃん at 20:40| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちゃんちゃんさま、こんばんは。お久です。
もう、採点に疲れ切った今シーズン、プロトコルを真剣にみることもなくなりました。

記事の件、
フィギュアは何を重視するかを明確に決定してくれない現状では、PCSの割合が高いか低いかは一概に言えない気がします。
現在の状態だと、PCSにメスを入れても、TES自体が既に問題を抱えてますし、さらに言えばルールも・・。ちゃんちゃんさまのおっしゃるようにいくらでも弄れる状態。

ルールもTESもPCSもジャッジのあり方もレベルも、全部見直して公正とは何か、フィギュアをどうしたいのか、何を重視するのか、を各国関係者が真剣に考えて見直す~
要は、不正をするな、ころころルール変えるな、判定を統一しろっていう簡単なことなんですけど。採点傾向が一貫してくれば、選手たちはそれぞれのすべきことが明確に分かる様になります。
それができないっていうかしたくない訳ですから。ISU的にはこれでいいのであって、ファン(特に日本の)だけがイライラしているのが現状では?

金妍児さんに関して。
無敵wの理由だった「圧巻の表現力」と「スピード感」が特に感じられませんでしたね。もう、何が残ってるんですか?
でも、スピン・ステップはあれでもレベル3、4の構成だそうですし、エッジエラー・回転不足は関係ないし、恐ろしい存在ですよ。いきなりメダル候補でしょうね。
まがりなりにも元トップ選手ですし、彼女の場合、何年も同じ技術を磨き続けた分、体が覚えてる。全盛期くらいに戻してくるのは難しいことではないと思いますよ。
演技が洗練されてきたとき、いったい何点出されるのかと思うとウンザリします。

それでもプログラムを比較すれば、もはや浅田選手より確実に見劣りするのに、また「圧倒的にかなわない」キャンペーンを展開されるんでしょうか。
・・ていうか、すでに始めてますね。マスゴミがうれションしながら全精力を注いで。
どうして、自国の選手たちを素直に称えてねぎらってあげられないのか。
理解不能なくらい国民の感覚と乖離してますよね。マスゴミ人種って。
Posted by カトレア at 2012年12月11日 22:02
カトレアさん、こんばんは。
ご無沙汰しております。

> それができないっていうかしたくない訳ですから。ISU的にはこれでいいのであって、ファン(特に日本の)だけがイライラしているのが現状では?

 まさにそれが全てですよね。
 正直、僕もルールが適切に運用され、見た目と得点に乖離が無くなれば、PCSの比重なんてどうでも良いんです。 まあ、それでもTESを超えてはいけないと考えてはいますが・・・

 ヨナですが、もうただ踊って滑っている・・・ という感じでしたね。 音楽との協調性なんかも皆無で・・・ 表現力なんてかけらも有りませんでしたね。

 NRW杯のヨナの採点、某ブログみたいに僕もやってみました。 後日アップしますが、甘くみても170点でしたよ。 30点盛られてますね[E:gawk]

> プログラムを比較すれば、もはや浅田選手より確実に見劣りするのに、また「圧倒的にかなわない」キャンペーンを展開されるんでしょうか。
>  ・・ていうか、すでに始めてますね。マスゴミがうれションしながら全精力を注いで。
どうして、自国の選手たちを素直に称えてねぎらってあげられないのか。

 本当です。
 先日のNHK杯の浅田選手の優勝には疑問を呈したくせに、今回のヨナの得点は、得点だけ取り上げて持ち上げまくり・・・ いったいここはどこの国だってーの!!って感じですよね。

 でも、武田奈也さんとか、村主千香さん、八木沼さんなんかも、このヨナの得点には疑問を示したみたいですね。
 良い傾向です。
Posted by ちゃんちゃん at 2012年12月11日 23:36
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック