2014年02月12日

『普通である』という幸福

 『常識』というものが国や地域、個人によって千差万別で有るように、『普通』というものも同様に環境によって違うものだが・・・


 息子が私立高校の受験に合格した。

 私立専願のため、これで息子の高校受験は終わったというわけだ。


 2年前・・・ いや、1年前にも、こういう僕にとって『普通のこと』がまったく想像できなかった。

 正直、父親で有る僕も不安だった。 試験日であった月曜日、息子がかなり緊張していたのは意外だったが・・・ 試験後、できが思わしくなかったのか、本人も相当不安を感じていたようだ。

 こんな『普通のこと』が、これほど嬉しかったことは過去に無いかもしれない。 僕自身の公立高校受験は、その年の大阪府下公立高校(男子)では最難関、1.39倍という超高倍率だったが、それほど不安に感じたことは無かったし、緊張もしなかったし。
 自分のことは自分の努力でなんとかできるし、ダメでも自分の責任なので諦めもつくが、自分では無いことはコントロールが難しいだけに辛い・・・


 霧の中に居た時は、『こんな辛い世に産んでしまって良かったのだろうか?』とかも考えた。
 日本という国は、僕は凄く良い国だと思っているが、『僕の考える日本の普通』ということが、人間にとって本当に幸せなことなのだろうか? などとも考えた。(今でもこれ以上便利になる必要は無いと考えている。)
 日本では色々な娯楽が有るし、何より安全で、医療も充実していて長生きもできる可能性が高い。 でも、それは日本に住む我々の常識で有って、世界中にはまともに食べるものも無く、まともな医療も無くて若くして命を落とさざるをえない国も少なく無い。 戦争地域だって有る。 日本にはそういうものは少ないが、そのかわり先進国ならではの過酷な受験戦争や、就職後の競争が有る。 大人も子供もパワハラやいじめなど、精神的な辛さは多い。 もちろん、戦争地域や貧困地域にも似たようなことは有るだろうが、日本ほどでは無いだろう。 それにそれらの国ではそれらの国の『普通』が有る。 日本でなら小さな幸せが、そういった国では極上の幸せなのかもしれない。 何が良いのかなんて解らないというのが本当のところだろうか・・・


 少し前、息子が『この家に産まれて良かった。 だって楽しいもん。』と言ってくれた。
 その時も嬉しかったが、高校合格という普通のできごとが叶ったいま、それを思い出したら涙が出そうになる・・・

 これからも沢山の心配をしなければならないだろうが、まずは良かった・・・


 さて、今年最大の僕の願いは叶った。

 次は真央ちゃんの願いが叶うことが僕の願いだ。

posted by ちゃんちゃん at 22:17| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちゃんちゃんさん

おめでとうございます!
良かったですね!
そんな大事なイベントがあったことを全然知りませんでしたが、いや~ホントにおめでとうございます。
泉州の前でよかったですね!
Posted by トイプーロロ at 2014年02月13日 17:38
合格おめでとうございます♪^^
息子さんには「良かったね♪」一言。^^

ちゃんちゃんさんには「良かったね、嬉しいね♪」の2言葉。^^

もちろん純粋に「おめでとう」
(*ノ▽ノ)
Posted by マリ at 2014年02月13日 22:00
> トイプーロロさん

 ありがとうございます!!

 泉州の前にスッキリできて良かったです。

 実は昨日は息子の合格で喜んでいたところ、仕事ではかなり嫌で悩ましいことが有り、少し眠れない状況になっていますが、もしも息子が不合格だったりしたら、随分と暗い気持ちと、考え事をしながらの大会となったと思います。
 日曜日は、仕事のことも忘れて、大会を楽しみたいです。
Posted by ちゃんちゃん at 2014年02月14日 01:43
> マリさん

 ありがとうございます!!

 実は、息子の合格祈願に、一人で北野天満宮にお参りした際、引いたおみくじが半凶だったんですよ[E:crying]

 北野天満宮はもともと凶の多いことで有名と聞いていて、26年前に同級生の大学合格祈願にお参りした際には、4人中2人が凶でした。

 それにしても『半凶』って何よ[E:gawk]
 と悩ましく想い、家族にはおみくじを引いたことそのものを黙っていました。

 結果、大吉で良かったです[E:happy01]
Posted by ちゃんちゃん at 2014年02月14日 01:47
合格、おめでとうございます!!

ご子息の努力の賜物ですね。
加えて、影で不運を背負うことで支え続けたちゃんちゃんさんの尽力も大きかったことでしょう。
 
新たなスタート。
今までと違った苦楽があるでしょうけど、どういった形でも10代である時間を楽しんでほしいですね♪
  
 
 
『この家に産まれて良かった。 だって楽しいもん。』

↑これは最大級の賛辞ですよね。
必要以上の気を使わずとも、こう感じてくれる家族。
「普通」という名の理想形ですよね。

それが成り立っているというのはすごいですよ。
本当に感じていなければ、言葉にならないでしょうから。
Posted by 回線問屋 at 2014年02月14日 04:36
> 回線問屋さん

 ありがとうございます!!

> どういった形でも10代である時間を楽しんでほしいですね♪

 本当にこれに尽きるんですよ。
 中学時代はそれができなかった・・・
 僕にとっては一番大事になった高校・大学時代を、形はどうあれ、学生らしく、普通に楽しんで欲しいんですよね。
 時間は絶対に戻って来ませんから・・・
Posted by ちゃんちゃん at 2014年02月14日 08:19
コメントが遅れて申し訳ありません。本当におめでとうございます。

そして自然体の言葉で親に告げられた感謝の言葉…。読んですぐにコメントができないほど心が熱くなりました。

私の知る先生は、子供にこう言っていたのを思い出しました。

ゆっくり根をはれ、しっかり芽を出せ。と…。

いいお話を、ありがとうございました!
Posted by demachi at 2014年02月15日 06:43
> demachiさん

 ありがとうございます!!

 demachiさんには話を聞いていただいたことも有りましたし、どこかの段階で報告をすべきかと思っていたのですが、いつまでも不安を抱えていて、結局何も報告できず仕舞いでした。
 申し訳有りません。

 今後も心配はなくならないと思いますが、人の親とはそういうものなのかもしれませんね。

 息子の言葉は、感謝を告げる場面での言葉では無かったのですが、そう受け止めたいですね。

> ゆっくり根をはれ、しっかり芽を出せ。と…。

 この言葉、僕もどこかで聞いたこと有ります。
 息子もそうで有って欲しいです。
 親として、できる補助は惜しみません。
Posted by ちゃんちゃん at 2014年02月15日 07:53
おめでとうございます。
一安心ですね。

それにしてももう高校生なんですね。
高校生活はあっという間でしょうね。

昔の大人が普通のことが
最近の若者は
できなくなってきている時代ですので、若い世代は大変だと思います。
Posted by ちょび at 2014年02月15日 10:01
> ちょびさん

 ありがとうございます!!
 とりあえず、ひと山超えました[E:coldsweats01]

 時代は変わってますのでなんともいえませんが、僕が高校・大学の頃に比べると景気も全然ですから、息子が就職活動の頃は大変そうです[E:gawk]
Posted by ちゃんちゃん at 2014年02月15日 14:22
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