2017年03月02日

いくら正しいことを言っても、タイミングや言葉の選択を間違えてはダメだ

 冨田真由さん殺害未遂事件について、アニメ監督などをしているという山本寛氏が自身のブログで発信し、炎上しているらしい。
 彼は言っていること自体は間違ってはいないと僕も思うが、発信するタイミングや言葉の選択を間違えば、社会に警鐘を鳴らす以前に被害者を無用に傷付けたり、被害者と近い経験をした者を不要に傷付けることも有る。 そういったことを考慮した上で言葉を選んだり時期を考えたりして発信するべきだったと思う。

 あと、絡んで来た者を無駄にバカにしたり過激に挑発する姿勢もけしてまともな大人として褒められたものでは無いと思う。 『文句有るならかかってこいや!!』という覚悟が有るから過激な言葉を使うことをいとわないとのことのようだが、だからと言って相手(被害者)の気持ちも考えずに一方的に批判して良いものでは無い。
 知的レベルの高い者ほど、『言葉の選択は大きな問題では無い』、『内容が大事なのだ』という傾向が強いように僕はこれまでも感じて来たが、『内容が大事』なので有れば、『その大事な内容を伝えるために適切な言葉を選ぶべき』というのがこれまでも、これからも僕のスタンスだ。



 小金井刺傷事件で山本寛氏ブログ大炎上 「女子大生に落ち度なかったか」指摘(J-CASTニュース)



「フラクタル」「らき☆すた」などのアニメの監督として知られる山本寛さん(42)が、アイドル活動などをしていた女子大生の冨田真由さん(21)が刺されて重傷を負った事件について、被害者側にも「落ち度」はなかったのか、とする論をブログで展開した。

この事件で殺人未遂罪などの罪に問われた岩崎友宏被告(27)は、もともと冨田さんの熱狂的なファンだった。山本さんはこうした両者の関係性を踏まえた上で、「一般人ではなくプロなのだから...」と冨田さんの対応にも疑問を投げかけたのだが、ネット上では、山本さんに対し激しい批判の声が相次いでいる。

「一般人ではなくプロなのだから...」

山本さんは2017年2月28日、「トラブルシューティング」と題した記事をブログに投稿した。記事では、東京地裁立川支部が同日に懲役14年6か月の判決を岩崎被告へ言い渡したことに触れ、

“「被告が許される余地は微塵もない。こんな輩、一生社会に出てこなくていい。だけどね、被害者の女子大生に落ち度がなかったかと言えば、ちょっと異論がある」

と切り出した。

今回の事件は、2016年5月に東京都小金井市の雑居ビル前で起きたもの。ライブイベント出演のために現場を訪れていた冨田さんが、岩崎被告に首や胸など30か所以上をナイフで刺され、一時は意識不明の重体となった。

岩崎被告は冨田さんの元ファンで、当時の報道によれば「プレゼントを贈ったが送り返された」などと警察に話していた。岩崎被告本人とみられるツイッターでは、冨田さんに対して脅迫するようなメッセージも執拗に送っていた。そのため、冨田さんは16年4月末に岩崎被告のツイッターアカウントを「ブロック」(アクセス拒否)したとみられている。

山本さんが「落ち度がなかったのか」と指摘したのは、冨田さんのこういった岩崎被告への対応だ。今回のブログでは、

“「こっち関係の知り合いと話すとね、必ず言うのです。『脇甘すぎ』と」

として、

“「まず、アイドル活動(に近い活動)をしている人間が、迂闊にファンをブロックしてはダメです。あと、プレゼントを突き返すのも、当てつけに思われてもしょうがないです」

と指摘した。その上で、「一般人ではなくプロなのだから、そこはもっと考えるべきではなかったのか」と疑問を呈した。

「被害者に対処法はあったのか、という疑義」

被害者側の対応を問題視した山本さんのブログに対し、ツイッターでは「素人が被害者にも落ち度とか馬鹿じゃないの」「何様のつもりなの」といった批判が相次いだ。

こうした反応などを受け、山本さんは3月1日未明に「判官びいき」と題してブログを更新。その冒頭で山本さんは、前日のブログを否定的に取り上げたニュースサイト「ギャンブルジャーナル」の記事を引用し、その内容に反論。続けて、

“「じゃあね、たとえば僕がネットでアンチを散々煽ったとして、それで刺されたらみんな『ざまぁみろ』って言うんでしょ?同情はどれだけ来るの?結局それが君らの勝手な気分、機嫌なんでしょ?」

“「これが女子大生だったから、可愛いアイドルだったから、身びいきしてるんでしょ?汚いオッサンは死んでいい、可愛いアイドルは保護されるべき、そう言いたいんでしょ?」

などと怒りを爆発させている。

その後、山本さんは1日朝にも再びブログを更新。文中では「100%加害者が悪いと言っています」と改めて強調した上で、

“「ただ被害者に(略)対処法はあったのか?という疑義です。それは今後、誰かが同じような被害に遭わないための教訓にすべきだとだけ言ってます」

などと釈明した。さらに、1日14時過ぎにもブログを更新しており、一連の投稿についての釈明を続けている。

ツイッターの「ブロック」は警察の指示だった

ネット上には、「自衛手段がないなら滅多なことはしちゃダメ」「別におかしなことは言ってないよな」などと山本さんの意見に賛同する書き込みも出ており、本人はこうした意見をツイッターで紹介している。だが、それでもネット上での批判はおさまる気配がなく、

“「この人が本気でこう思っているなら最低だし、炎上目的なら最悪だ」
「抑止力として機能してなかった所属事務所と警察を批判するならともかく、まだ若いお嬢さんに適切な対応を求めるのは酷」
「被害者のこと考えるなら、今言うべきことじゃない」

といった書き込みが殺到している。そのほか、山本さんのツイッターアカウントにも批判が続々と書き込まれており、いわゆる「炎上状態」となっている。

なお、山本さんは一連のブログで、ツイッター上で相手を「ブロック」する場合には、拒絶した相手とトラブルに発展する危険を十分に想定すべきだと訴えていた。実際、28日のブログでは、冨田さんが岩崎被告をブロックしたことに触れた上で、

“「(冨田さんは)トラブルシューティングなしに、覚悟なしに、持って生まれた気の強さだけで、ことを悪化させてしまった可能性は、あると思うのです」

とも書いていた。

ただ、冨田さんの弁護団が16年12月に公開した本人の手記によれば、冨田さんは警察から「使っているSNSから犯人のアカウントをブロックしてください」と説明されたという。そのため、インターネット上には、

“「偉そうに被害者叩きする前に事件の詳細くらい調べろ」

といった声も出ている。
(引用終わり)

 この記事だけ読んでいれば少々言葉が乱暴な程度だと思ったが、氏のブログを読んだら氏も相当問題有ると思わされた。


 山本寛オフィシャルブログ『トラブルシューティング』

「ワイドナショー」でも、ひたすら犯人の凶悪さを指摘していたが、基本僕も同意だ。
被告が許される余地は微塵もない。
こんな輩、一生社会に出てこなくていい。

だけどね、被害者の女子大生に落ち度がなかったかと言えば、ちょっと異論がある。

こっち関係の知り合いと話すとね、必ず言うのです。
「脇甘すぎ」と。

まず、アイドル活動(に近い活動)をしている人間が、迂闊にファンをブロックしてはダメです。
あと、プレゼントを突き返すのも、当てつけに思われてもしょうがないです。

ていうか、その間に事務所がどうしてこうも上手く入っていなかったのか。
ちょっと勘ぐってしまいます。

アイドルのあり方に一家言あるならいいですよ?
僕みたいに、いつ襲われてもかかってこいや、こっちだって武器を持って応戦してやるぜ!みたいな姿勢なら、どれだけ強硬な態度を取っても構いません。

ただこの子は、どうもそういうトラブルシューティングなしに、覚悟なしに、持って生まれた気の強さだけで、ことを悪化させてしまった可能性は、あると思うのです。

女性の意見陳述を見てもね、どうしても思ってしまいました。
相当気のキツい子なんだなぁ、と。

気のキツさを責めている訳ではありません、ならばそれを貫く覚悟と、トラブルシューティングがちゃんとできていたのか?というところだけが、どうしても疑問です。
一般人ではなくプロなのだから、そこはもっと考えるべきではなかったのか、と。
(引用終わり)


 被害者が加害者をブロックしたのは警察の指示で有ったこと、プレゼントを返したのは加害者にそう迫られたからで有ることを書かずに(知らずに?)書いたことはいけない。 そういった適切な批判に対し、その部分については自分が間違っていることを認めた上で対応するのならともかく、まず間違いを横に置いておいて、開き直って乱暴な言葉で応対するのは間違いだ。 乱暴な言葉でとんでもない批判をされたので有れば、冷静に、かつ適切な言葉で応対すれば良いことだ。 今の段階で加害者を『相当気のキツい子なんだなぁ』というのもどうだろうか?


 山本寛オフィシャルブログ『判官びいき』



刺傷事件、冨田真由さんの「落ち度」をブログで指摘したアニメ監督に猛批判......事件の本質から外れた発言に呆然

“このブログに関しては「被害者の責任」を問うかのような書き方をしているようにしか思えない。

してません。
かの問題になっている豊中の幼稚園児さえ、これくらいは解ると思いますが?
もうこの国は、右も左も大混乱しているんですか??

呆れたのはこっちだ。
どれだけこの国の国民は「右へならえ」を繰り返せば気が済むのか。
本っ当に、空気に屈する国だねぇこの薄汚いゴミ国家は

じゃあね、たとえば僕がネットでアンチを散々煽ったとして、それで刺されたらみんな「ざまぁみろ」って言うんでしょ?
同情はどれだけ来るの?
結局それが君らの勝手な気分、機嫌なんでしょ?

これが女子大生だったから、可愛いアイドルだったから、身びいきしてるんでしょ?

汚いオッサンは死んでいい、可愛いアイドルは保護されるべき、そう言いたいんでしょ?

そんな粗暴な議論、100000000000歩譲って、あってもいいですけどね、でもそんなの、まともな理屈になってないよ??

こんな気分と機嫌で支配されている国は、やはり確かな議論による法整備は無理だと確信しました。

勝手に生きて、勝手に死ね。
君らの機嫌だけで世界は回っている訳ではない。

ていうか、この記事も「匿名」だね。
本当、卑怯だね。
(引用終わり)


 自分の住んでいる国を『薄汚いゴミ国家』呼ばわり。 そこまで言うなら出ていけば良いだけの話

 『勝手に生きて、勝手に死ね。 君らの機嫌だけで世界は回っている訳ではない。』だって?
 それはあなたも同じです

posted by ちゃんちゃん at 00:16| 大阪 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちゃんちゃんさん
こんばんはわーい(嬉しい顔)夜

絵文字懐かしいですね。

今回の事件、ファンでいてくれなら問題無いでしょうが、内面にまで踏み込むのは警戒しますね。

一番いけないのが警察ですね、彼女は警察に相談していましたから。
今回の事件を取り上げるのは時期が早いと思う、タイミングは大切ですから、其にしても事件にならなきゃ動かない体質…何とかならないのかな。

被害者の女性の傷も癒えない…長い時間がかかりますね。

娘さん受験ですね、希望の高校に合格する事願っていますね。
Posted by ゆんゆん at 2017年03月03日 17:59
ゆんゆんさん、こんばんは。

絵文字、どうやって入れてらっしゃるのですか?
携帯で出て来る絵文字が入力できているのでしょうか?

警察の対応に対する制度整備ももちろん大事ですが、いくらでも経費をかけられるわけでは無い以上、山本氏の言うように自己防衛能力を高める必要は有るのだと思います。
しかしながら、今のこの時期に、こうやってニュースになるような、しかもすぐに言葉も選べなくなるような人が被害者を傷付けるような発言をすることが僕は許せなかったです。

このままでは被害女性の心の傷が癒えないどころか、さらに苦しめることになった判決と現行の法律だと思わざるをえませんし。

娘の件、ありがとうございます!
昨日、本命の公立高校の出願でした。
後日発表される倍率が低いことを祈っています。
でもきっと、大丈夫だと思っています(笑)
Posted by ちゃんちゃん at 2017年03月03日 22:42
絵文字ね!携帯に入ってるのですよ〜あせあせ(飛び散る汗)
ガラケーなのでスマホとは違っているのかな?
(^o^)
Posted by ゆんゆん at 2017年03月05日 18:03
なるほど。
スマホから投稿すればそれなりに絵文字が使えるのですね。
僕はほとんどPCからですので、どこかから引っ張って来ればできるのかもしれませんがちょっと面倒ですかねえ。
Posted by ちゃんちゃん at 2017年03月05日 23:22
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