2017年10月19日

ドラマ『陸王』 プロの技術屋のプライドと良心

 昨夜、日曜から放送の始まったTVドラマ『陸王』を観ました。
 初回は1時間48分の放送だったのですが、深夜0時過ぎから観出したら、面白くて途中で止められず、1時半過ぎまでかかって観終えてしまいました
 
 
 このドラマは老舗の足袋屋さんが経営難を挽回する為に、マラソンシューズ(マラソン足袋)の開発をするという物語ですが、『怪我のしにくいランニングシューズを』というコンセプトは現代のシューズに通ずるところも有ります。
 ヒール着地は故障をし易いので、ミッドフット着地に走法を矯正するというのは、僕の最新シューズ、ミズノ・ウエーブシャドウと同じコンセプト。 ただ、こういう言葉はランナーじゃないと解りませんよね。 いったいどれくらいの視聴者が、ヒール着地だとなぜ怪我をし易いのか、理屈では理解していないだろうなと思います。

 ドラマについては、僕の趣味のマラソンに関する話だからとかでは無く、単純にプロの技術屋さんがその技術にプライドを持ち、その熱い心が周囲の良心やランニングのプロの知識や技術に支えられ、そしてプロの銀行マン(風間俊介)にも支えられるというところが良い
 悪役の小藪さんも良い味出してるし

 実は昨日、僕にはこれと全く真逆のことが有り、とても残念な気持ちだったから、余計にこのドラマが心に刺さりました。

 僕はプロの建築技術職、それも特殊なアフター担当者。 それをもうつごう20年近くやっている。 ここまでこういう仕事をやっている人間は全社的にも僕しか居ないはず。 だから僕には長く人が嫌がる仕事をして来て大きな問題を起こさずにやって来たという自信とプライドくらいは有る。
 一昨日、あるクレームが入り、僕はプロの技術屋としてのプライドと良心で、当社責任と判断した事案が有ったが、それを計画した張本人は平然と、『当社責任では無い』と言い放った。 サブ的立場の担当者が『心情的には当社責任』と言ってくれたのがせめてもの救いでは有ったが、最も責任を感じるべき人間が全く責任を感じていないことに僕は茫然とした。

 人間だから失敗は有る。 プロだとしてもそうだ。 ただそういう時には素直にミスを認めた上で改善策を講じれば良いのだ。 そうすれば次からは同じ失敗を繰り返すリスクは大きく減るだろう。 しかし責任を感じていなければ、また同じ失敗を繰り返す。 人間とはそういうものだ。
 僕から言わせれば、その責任者にはプロの技術屋としてのプライドも良心も、そして謙虚さも無い。 そんなやつのケツ拭きをするのはまっぴらごめんというのが本当の気持ちだ。 一生懸命やった上で失敗しても、反省していればそれで良いだけなのに・・・
 『法的な部分をクリアしているから良いのでは?』という意見も有るが、法律さえクリアしていれば良いというものでは無いというのは、僕がこのブログで発信して来たことだと言っても良いくらいで、今更それで良いわけが無いとしか言いようが無い。
 もしもプロの技術屋としてのプライドと良心と謙虚さが会社を潰す方向に持って行ってしまうなら僕はそれでも良いと思っている。 ズルばかりして生き残って良いとは僕は思わない。 会社なんて潰れてもなんとかなるもんだ。 少なくとも僕はやって行く。
 しかし現実は厳しい。 技術屋としてのプライドや良心や謙虚さなど持たない人間こそ社内では偉くなって行くものだ。 謝らなければ敗けでは無い。 まるで隣国のような構造だ・・・

 久し振りに仕事が嫌になった・・・
 
posted by ちゃんちゃん at 22:58| 大阪 ☁| Comment(0) | ニュース・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください