2018年10月21日

今年もアクシデントが起きてしまったプリンセス駅伝2018

 昨年はゴール寸前でエディオンのアンカーが倒れてしまうというアクシデントの有ったプリンセス駅伝でしたが、今年も大きなアクシデントが発生してしまいました。
 
 
 荒れたプリンセス駅伝を制したのは福士選手が引っ張るワコール。
 若い選手に一人混じった福士選手がアンカーで区間新記録という快走を魅せたのと合わせ、3区の一山選手が区間賞で10人抜きの快走を魅せたのが大きかったです。
 福士選手は『前のバイクを抜いてやろうと思って走った』とまた面白いことをおっしゃってました。 彼女は好き嫌いがはっきり分かれるでしょうが、僕はやっぱり好きですね。
 二人にはクイーンズ駅伝でもエース級との闘いが楽しみです。

 昨年の悲劇が有り個人的に最も注目していたエディオンでしたが、今年はアクシデント無く9位で無事にクイーンズ駅伝の切符を掴みました。
 本番でシード権を獲ろうと思えばもう1段も2段もレベルアップしないといけないでしょうが、あと1ヶ月、頑張って欲しいです。


 さて、そんなプリンセス駅伝でしたが大きなアクシデントが二つも起きてしまいました。

 まずは岩谷産業。
 1区の大同選手が3位と好走して良いスタートを切りました。
 ところが第1中継所に辿り着いた大同選手には襷を受け取る2区の選手が居ませんでした。
 数秒待ち、2区の飯田選手が飛び出して来ましたが、勿体ない数秒でした。
 岩谷産業は仕事でもお付き合いの有る会社なので、1区の好走には僕も嬉しかったところだけに、選手というよりも、スタッフは一体何をやっているのか?という想いでした。 こういうアクシデントは他の駅伝でもたまに有る光景ですが、周りのチームのスタッフが気を付けるべきことだと思います。 せっかく必死で運んだ襷を渡す相手が居ないなんて失礼ですからね。
 そしてこの岩谷産業にはもっと大きなアクシデントが襲いました。
 その2区の飯田選手が第2中継所に全然来ないので何か有ったか?と思った頃、赤ちゃんのハイハイのような姿で進む飯田選手の姿が・・・
 這ってはいたものの、真っ直ぐ休まずに進んでいるので脱水などでは無いなという感じでは有りましたが、すでに膝は擦りむいて真っ赤に・・・ 見た感じでは右足首付近の故障のように見えましたがどうだったのでしょうか? どのくらいの距離をハイハイで進んだかは解りませんが、根性で3区に襷を繋ぎました。 故障が大きなものにならないことを祈りたいと思います。

 次はエース区間の3区でトップを快走していた三井住友海上にとんでも無いアクシデントが襲います。
 それまで区間賞ペースで走っていた岡本選手が残り1kmくらいで突然ふらつき始めます。 折り返しでもなんでもないところで折り返してみたり、逆に折り返しのコーンを回らずに折り返してしまったりと(しかもそこから数十メートル折り返してからまた折り返しに戻されてました)、おそらくその時の記憶は彼女は無いでしょう。 気温が高かったのか、脱水っぽい症状が有ったにも関わらず、彼女はフラフラした状態で行ったり来たりを繰り返し、5分ほどもそんな状態で走った挙句、最後はコース脇の草地に倒れてしまいました。

 彼女は蛇行し始めた頃(おそらくすでに意識は無かったと思います)、TVでは審判長車から出て来た係員のような方に水を渡され飲んでいました。 普通に考えたら給水所以外で、しかも第三者から補助を受けた段階で失格のはずです。 とはいえ、それを解って水を渡したのだったらこれは良い判断だったと僕は考えます。 しかし、彼女はその後も蛇行しながら走り続けました。 折り返しのコーンを回らずに折り返してもすぐ傍に居た大会関係者(コース沿道整理の方も含んで折り返しには3名居ました)も注意はするものの身体を張って制止するわけでも無く、結局は折り返していったところに先ほどの審判長車から降りて水を渡した関係者らしき人から促されて折り返しに戻りました。

 あの状況、競争中止に関するルールがどういう風になっていたかは有るにしても、まともに意識が無いのは明白で有り、2区の岩谷産業の選手と違って一歩間違えれば身体に重大な危険が有ったのは明白です。 意識が無さそうとなった段階で誰かがすぐにでも止めて処置すべき状態だったのに、大会運営者やチーム関係者は5分も走らせてしまいました。 あれは絶対に有ってはいけないことだと、憤慨しながら観ていました。 大会運営側、チーム関係者には、大いに反省していただき、今後二度とこのようなことが無いようにしていただきたいものです。

 それにしても改めて思いましたが駅伝は過酷ですね。
 一人だったら自分が困るだけの決断も、駅伝では誰かを必ず巻き込んでしまいます。
 僕は駅伝が大好きですが、そうやって楽しむ人間が居るから選手が辛い想いをすると考えてしまうとなんともやり切れない気持ちになります。
 わがままかもしれませんが、それでも駅伝は面白い。 こういう危険なことが無いように、運営サイド・出場チーム側とも、安全面での判断についてはもっと柔軟に、判断・ルール策定をお願いしたいと思います。
 
posted by ちゃんちゃん at 22:59| 大阪 | Comment(4) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も生で中継を見ていました。駅伝を見るのは好きですが、今回はとても見ていられませんでした。団体競技でも一人の人間がすべての責任を背負って繋いでいくのだからそのプレッシャーは計り知れないものがあると思います。とても自らが棄権をすることが出来ないと思います。結果、駅伝を含めたリレー競技はアクシデントが絶えないのでしょうね。中止させる側の判断も難しいとは思いますが、選手の安全第一で臨んで欲しいと思いました。
私は、一人でとぼとぼ走るのが好きでマラソンをしているのだから、その辺の草レースのリレーに誘われてもお断りしています。
Posted by まーさん at 2018年10月22日 19:42
 岩谷産業の飯田選手については監督は『止めてくれ』と伝えていたそうですね。 その意志がスムーズに伝わらず、結局伝わったのは中継所の15m手前だったと聞きました。 そこだと競技委員は止められないでしょうね。 飯田選手の目からは光を失っていませんでしたし、常に前進し続けていましたし。
 ただ、この伝言ゲームの遅さは運営側の問題だったと思います。

 対して三井住友海上の岡本選手は止めない理由は見当たらないほどだったと思います。 記事本文には書きませんでしたが命の危険すら有り得る状況だったと思いますので。

 結局、飯田選手も岡本選手も、運営側の落ち度が有ったものと言えると僕は思いました。
 駅伝は個人競技と違ってこのような危険を大きく伴います。 ですから、こういう事態が起きた時にどう対処するのか、それを最初に決め、周知し、実行に移すべきものと考えました。

 僕はリレーも誘われれば走りますが、あくまでファンランです。 もちろん距離が短ければペースは速くなりますが、タイムより楽しむことが優先ですからね。
Posted by ちゃんちゃん at 2018年10月22日 20:07
いろんなことが起こりすぎて
びっくりの駅伝でした。
岩谷産業の襷繋がったにはよかったです。

自分は今年の市民駅伝1区で
襷落として後続の選手二人でパスまわしして助かったことあります。
来年はもう少し襷の重みを感じたいです。
Posted by ちょび at 2018年10月22日 20:08
 駅伝はこういったトラブルが起こりがちですが、今回は運営側の問題が目立ったように思います。
 今週末は全日本大学女子駅伝も有りますし、大会運営サイドは改めてこういったトラブル時の安全管理に取り組みなおして欲しいです。

 ちょびさんも駅伝でトラブル有ったんですね。
 僕はリレーって3回出ていますが、自分もトラブルに遭ったこと有りませんし、遭遇したことも有りません。
Posted by ちゃんちゃん at 2018年10月22日 20:17
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