2020年01月20日

新谷仁美が有言実行のハーフマラソン日本新記録樹立!! そして厚底シューズ問題は世界陸連とナイキの駆け引きが加速か?

 まずは新谷仁美選手のハーフマラソン日本新記録樹立に賛辞を送りたい
 
 
 【陸上】新谷仁美がハーフマラソン日本新を樹立/5km毎ラップ付(ベースボール・マガジン社)


 1月19日、アメリカ・ヒューストンで行われたヒューストンマラソン&ハーフマラソン女子の部で、日本の新谷仁美(積水化学)が1時間06分38秒の日本新記録で優勝を果たした。

 従来の記録は、福士加代子(ワコール)が2006年に樹立した1時間07分26秒で、その記録を14年ぶりに48秒更新した。

 女子ハーフマラソンには、フルマラソンで2時間18分台の自己ベストを持つルティ・アガ(エチオピア)や、ハーフで1時間5分台の自己ベストを持つカロライナ・キプキルイ(ケニア)ほか、世界大会で実績のある選手も多く出場するなか、新谷は臆することなく自分のレースに徹し、序盤から攻め続けた。

 レース後、現地メディアからの質問を受けた31歳の新谷は「日本記録を出せてすごくうれしかったです。日本から一緒に来たペースメーカーでなく、海外の選手たちも協力して良いペースをつくってくれたので、すごい良い条件で走れました」と笑顔で振り返った。

 新谷は2012年ロンドン五輪10000m9位など、女子長距離界の第一人者として活躍していたが、ケガ等もあり14年に引退を表明。18年シーズンから再び競技に復帰を果たし、19年には6年ぶりの出場となったドーハ世界選手権10000mで11位に入った。すでに今年の東京五輪参加標準記録も突破しており、今後もワールドランキングでポイントを重ね、オリンピック出場を狙っていく。

 今週末の26日、大阪で行われる大阪国際女子マラソンでは、ペースメーカーを務める予定になっている。

新谷仁美 ハーフ日本記録ラップ

   通過記録(ラップ)
 5km   15.47
 10km  31.11(15.24)
 15km  47.03(15.52)
 20km 1.03.13(16.10)
 Finish 1.06.38(3.25)
(引用終わり)


 かなり突っ込んで入ったんですね。
 きついレースだっただろうと思いますが、日本新を出すと言って本当に出してしまうところが本当に凄いです。
 つい1週間前には都道府県対抗女子駅伝でアンカーをつとめ、そこでももう少しで区間新記録という快走を魅せたところだったのに、1週間後にはアメリカに渡った上でハーフ日本記録とか凄過ぎ・タフ過ぎです
 そして今週末は大阪国際女子マラソンでペースメーカーを務めるそうです。 すれ違いの時に、『新谷さん、ハーフ日本新記録おめでとう!』と声を掛けようかとも思いましたが、この日は彼女が主役では無いですから、止めた方が良いですね やはり福士選手と小原選手を応援しようと思います。 とか考えていたのですが、聞くところによると、新谷選手のペースメーカーは中途半端なことに12kmまでとか。 その位置だと、少し手前過ぎて、僕がすれ違えるのはどちらにしろ新谷選手が離脱した後ですね

 それにしても、何年間もブランクが有ったのに、30歳を過ぎてここまで戻せるものなのでしょうか? そこが一番驚きです


 さて、厚底シューズ問題については新たな動きが有るようです。


 大迫傑VS設楽悠太 ナイキ第4モデル”超厚底”で五輪切符争いあるぞ 3・1東京マラソンで日本デビュー(スポーツ報知)

 米スポーツ用品大手のナイキが、厚底シューズの新モデルを東京マラソン(3月1日)で日本デビューさせる計画を進めていることが19日、分かった。同大会は東京五輪男子代表選考を兼ね、日本記録保持者の大迫傑(28)=ナイキ=や前日本記録保持者の設楽悠太(28)=ホンダ=らが出場予定。世界記録を持つエリウド・キプチョゲ(35)=ケニア=だけに使用が許されていた第4モデルの「超厚底」が供給されれば、五輪切符を巡る超高速レースが実現しそうだ。

 厚底シューズの新モデルが東京マラソンでお披露目される見込みになった。現行の第3モデル「ズームXヴェイパーフライネクスト%」は、19年4月のロンドンマラソンでデビュー。今年の箱根駅伝に出場した210選手中177人(84・3%)が使用した。第4モデルの試作品は完成済み。3枚のカーボンプレートが搭載され、前足部にナイキ特徴のエアが内蔵された「超厚底シューズ」だ。この通称「アルファフライ」を使用したキプチョゲは19年10月、非公認ながら1時間59分40秒と人類で初めて2時間の壁を破った。

 新モデルが開発された時点の使用選手はキプチョゲだけ。東京五輪前に各国の代表選手に使用が許され、五輪後に五輪選手以外のエリートランナーへ供給される予定だった。15日に複数の英メディアが、世界陸連が使用を禁じる可能性があると報じたこととの関係性は不明だが、関係者によると当初の供給計画は大幅に前倒しされた。2月29日にナイキ本社がある米国の五輪マラソン代表選考レースでナイキ契約選手が使用。翌日の東京マラソンで日本デビューが濃厚になったという。

 第4モデルは2月中旬以降、大迫や設楽悠らナイキのシューズを使用するトップ選手に供給される見込み。練習で第3モデルと比較し、新モデルが優れていると判断した選手は使用することになりそうだ。五輪切符を得るには大迫の日本記録2時間5分50秒を上回ることが必要。設楽悠は18年大会で2時間6分11秒の当時日本新を樹立しており、記録の出やすい平坦なコースで新モデルを追い風に五輪切符も夢ではない。日本新なら日本実業団陸上連合から報奨金1億円が贈られる。設楽悠と大迫は一度もらっているが、年度が替われば2度目でもOK。五輪切符&1億円という超ビッグボーナスが待っている。

 ナイキは参考意見を収集するために複数のトップ選手に、レースで使用しないことを条件に新モデルを供給している。ある選手は「現行モデルに比べると少し重い。トラックではどうかな、と思うが、ロードでは適していると感じる」と性能を明かした。

 日本陸連の河野匡・長距離マラソンディレクター(59)は「世界陸連が1月末にリポートを出し、3月の理事会で何らかの回答が出されると聞いている」と話し、東京マラソン前に使用可否の結論が出る可能性は低い。厚底シューズの進化は加速するか、禁止されるか。注目度は“独走”が続く。
(引用終わり)


 ここのところの報道の影響を受けた可能性は非常に高いと思いますが、ナイキがアルファフライの投入を早める可能性が高そうです。 規制がかかる前に投入してしまおうという動きに感じます。
 世界陸連は今月末にもなんらかの方向性は出すような報道がされていますが、正式規制はもう少し先でしょうか? しかし、僕が思うにキプチョゲ選手が4月のロンドンマラソンに出るそうなので、その前には規制してしまいたいのでは無いかと思えます。

 僕には世界陸連とナイキの駆け引きが加速しているように感じるので、世界陸連がたいした裏付け無しに、少々強引にでもソールの厚さ規制はさらに早めて発表するように思えます。 ただし、ナイキ側も根拠があいまいで有れば、法廷闘争も辞さないことも有り得るでしょうか。
 東京マラソンで投入するとのことですが、果たして日本の選手が履くでしょうか? ネクスト%で出したタイムが抹消されることは無さそうですが、アルファフライで出した記録は抹消される可能性も低く無いと感じます。 今の状況で、履くのか? ナイキ側は選手達に履く方向へ促すのか? 場合によっては履くように圧力をかけるようなことが有るのか? それとも完全に選手ファーストで選手の意志に任せるのか? 日本の選手も五輪切符の為、それはつまり1億円ボーナスを獲得ということにもなるのでやはり履くのか?
 いずれにしても、我々外野は履く選手も履かない選手も、けして批判をしてはいけないと思います。

 とにかくこの問題には早く決着を付けてあげて欲しい。
 一番可哀想なのは選手だ。
 そして走るのも選手なのだから。
 
posted by ちゃんちゃん at 22:22| 大阪 ☁| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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