2021年04月19日

要らないなら貰わなければ良い話 : 少年革命家? ゆたぼん君について

 以前にもこの子については書いたかなと思っていましたが、調べたら2年前に書いていました。
 その2年前の記事を読み返しましたが、概ね僕の考えは変わっていません。
 ただ、2年前はゆたぼん君自身のことは批判しませんでしたが、中学生になった彼はもう僕にとっては批判すべき存在になっていました。
 今でもゆたぼん君本人を責めない・彼の父親を批判するななどという大人な方々ほど僕は優しく有りません。
 
 
 2年前のブログ記事(2019年6月4日アップ)のリンクはこちら


 まずは2つほどこの件関連の記事を貼っておきます。


 ゆたぼん擁護の茂木健一郎氏「日本の教育を猛批判」の奇妙な感じ(FRIDAY DEGITAL)

「学校なんてどうせロクなこと教えてないんだから行かなくていいよ」

「少年革命家」を名乗るYouTuber・ゆたぼんが「中学に行かない」ことを宣言し、元2ちゃんねるの管理人である“ひろゆき氏”こと西村博之氏が父親とバトルを繰り広げるなど物議をかもしている。さらに、脳科学者である茂木健一郎氏もバトルに参戦し、冒頭のように自身のYouTubeチャンネルで持論を展開した。

ちなみに、茂木氏は東京大学大学院理学系研究科博士課程を修了した超高学歴な脳科学者。かねてから茂木氏はゆたぼんに会って“不登校”の考えを支持してきたという。

しかし未だに世間からゆたぼんへの批判が多いため、その理由を丁寧に動画で説明したようだ。

「日本の学校教育って全然よくないよ」

僕は物理学やっていた。文系は量子力学も知らないわけでしょ。凄まじい話だと思う。いわゆる文系とか言ってる奴らはそういうの一切知らずに大学卒業していくわけじゃん。それでこの世の中についてまともに考えられるはずねーじゃん

「それって教育って言う?それで最高学府とか言ってるんだよ」

と、茂木氏クラスになると同じ東大でも文系の人間すら認めていないようだ。よって日本の学校教育は教えるべきことを教えていないので、ゆたぼんは学校など行かなくてよいという持論を展開した。

さらに最近、人気番組となっている東大生が出演するクイズ番組についても

「その成れの果てが東大王クイズ選手権だよ。クイズは知性ではない。ああいう番組が地上波で流れて視聴者が“さすが東大生”って見ている時点で日本の教育は失敗しているってことよ」

と、厳しく批判した。

「茂木さんにここまでマウントを取られると、ほとんどの人が言い返せないでしょう。しかし裏を返せばほとんどの人を敵に回している。なぜこんな感じの悪い言い方になってしまうのか不思議です。

しかも茂木さんは学校に行かなくていいと言いつつ“僕は毎日学校行ってましたけど”と言っていた。今の茂木さんがあるのは学校教育を受けてきたおかげもあるでしょう。“学校に行くことに意味はない”と断言するには説得力に欠ける気がしますね。もしかしたら、痛烈な皮肉なのかも…とも思ってしまいますが」(スポーツ紙記者)

茂木氏には‘06年から’08年まで、3年間で約4億円の所得の申告漏れを東京国税局に指摘されたと報じられた。本人にその意図はなかったようだが、所得税の追徴税額は1億数千万円に上った。チュートリアルの徳井義実のケースによく似ているともいえ、世間から激しい批判を浴びた。こうした批判に対して辟易したことが、いまの考えの根底にあるのかもしれない。

教育方針について持論を展開するのはもちろんよいけれど、あまり世間の反感を買うものの言い方をすると、届くものも届かなくなってしまう気がするが…。
(引用終わり)


 「学校に行かない」少年ユーチューバー「ゆたぼん」に夜回り先生がエール「救われる子がたくさんいる」(まいどなニュース)

「少年革命家」を名乗る12歳のYouTuber「ゆたぼん」が小学校に続いて、4月に入学した中学校でも不登校を貫くと宣言した。義務教育を拒否する姿勢に対して、ネットの世界や著名人の間でも賛否両論が起きている。夜回り先生こと教育家の水谷修氏は「ゆたぼん君、ありがとう」とエールを送り、肯定的な立場から自身の見解をつづった。

◇    ◇    ◇

You Tubeで活動しているゆたぼん君が、「中学校に登校しない」と宣言したことが、いろいろ物議をもたらしているようです。彼の不登校宣言について、彼と彼の父親を非難する意見が、ネット上をにぎわせています。この報道の中で、私は、いろいろ考えさせてもらいました。

私は、高等学校の教員でしたから、その感覚で見れば、親が、「中学校に登校させない」は、犯罪です。日本の法律の下で、親は、義務教育を子どもに受けされる義務があり、子どもも教育を受ける義務があります。

それでは、子どもが「学校には、登校できない」これはどうでしょうか。すでに、文部科学省は、不登校について、その子どもたちを無理に学校に通学させることはせず、また、学校に戻ることを強いることもせず、訪問教育や適応指導教室などの体制を設置し、その子どもたちの現況に応じた対応をするように指示しています。

私は、これまで、子どもたちの不登校について、この二つの観点からしか見ていませんでした。多分、それは、学校も教育委員会も、文部科学省も、有識者と称される人たちも同様だったと思います。 

そのような中で、「中学校に登校しない」と、中学1年生が発言する。衝撃です。それを、親が作り上げているなどと、誹謗中傷する意見も多々あります。とんでもないことです。確かに、親の影響は受けているでしょう。でも、彼は、彼の言葉できちんと語っています。すごいことです。

これまで私には、不登校について、二つの観点しかありませんでした。一つは、「行かせない」。これは、犯罪です。二つ目は、「行けない」。これが、今までの不登校の中心的な考え方でした。そんな私に、三つ目の選択肢を示してくれました。「行かない」。自分の意思で、学校に行かない。

ゆたぼん君、ありがとう。君の意思表示で救われる子どもたちがたくさんいます。自分は、単なる不登校「学校に行けない」のではなく、自分の意思で「学校に行かない」のだ。こう不登校の自分を見直すことで、救われる子どもたち、たくさんいます。

人生は、長い。今、別に中学校の勉強を学校で学ばなくても、またいつでも学ぶことはできます。

ゆたぼん君を批判している人たちにお願いです。止めましょう。こんな小さな子どもが、自分で必死で決めたことです。そっと何も語らず、彼のユーチューブも見ず、そっとしておいてあげましょう。そこから、きっと彼は、また次の人生を自分で考えて生きていきます。
(引用終わり)


 まずは茂木氏関連の記事について。
 物理学で量子力学習って無いとダメな理由って何? あんたが一体どれだけ量子力学知ってるのか知らないけど、別にそんなもん習わなくても普通に不自由なく生きていけるし、生きて行くのに必要な判断はできるよ。
 ちなみに僕は理系で高校時代は無茶苦茶物理は得意でした。 しかし残念ながら授業が量子力学にまで届かず、共通一次試験は大設問4問中1問を丸々捨てた経験が有ります。 前年まで大設問が3問しか無く、量子力学は出たこと無かったので、物理の先生は『今年は大設問が4問になって量子力学が出るという噂が有るが、出ません。 出てもE=mc2だけ憶えておけば良い。』と断言しました。 で、実際には大設問は4問出て、最後の1問は量子力学でドップラー効果とのコラボでしたよ 答えの選択肢からドップラー効果が絡んでいるとは解りましたがあてずっぽうで選んだ選択肢は1問も当たらなかったという苦い思い出が有ります。 でも自慢ですが、残りの大設問3問中間違えたのは小設問2問だけでした。 75点満点でも70点前後取りましたよ。
 今でも量子力学なんて解りませんが、それなりに稼いで豊かな生活してますけどね?
 まあ、茂木氏自身みたいな輩を産んだという意味で日本の教育は失敗だというなら賛同してあげても良いけどね


 続いて夜回り先生関連の記事について。
 記事中、色違い強調文字で表示した部分、『彼のユーチューブも見ず、そっとしておいてあげましょう』という部分は大賛成です。 もしかして最大限の皮肉なのか? と思ったほどです。
 でもね、水谷さん。 確かに『自らの意志で行かない』という選択肢が有るというのに救われる子も居るでしょう。 でもそれ以上にそれに影響されて悪い方向に行ってしまう子供やそれに悩まされる親はもっと多いと思いますけどね?


 で、この記事冒頭言ったことに戻りますが、僕が彼を批判するといったのは、わざわざ自分だけのために小学校が機会を下さった卒業証書授与式で受け取った卒業証書を、破り捨てるところをYouTubeで配信したことなんです。 これが良いことか悪いことかは中学生になるような子ならもう判断できなくてはいけません。 解っててやったにせよ、解らずにやったにせよ、いずれも大問題だと考えます。 破り捨てるなら貰わなければ良い話です。 いつぞやの紫綬褒章をサザンオールスターズの桑田氏が軽く扱った行いと同じで、『要らないなら貰わなければ良いだけの話』です。 桑田氏は大人だからなおさら問題では有りますが、ゆたぼん君も中学生になるんなら絶対にしてはいけない行為だし、それがいけない行為だと解らないのは大問題です。 解っててやって再生回数を稼ごうとしたのならもっと問題です。
 彼は『俺のことやからほっとけ』的なことを言っていて、『自己責任』とも口にしています。 結構です。 好きにして下さい。
 ただ、多くの人々がそれなりに周囲と協調して幾分かの我慢をして生活しているからゆたぼん君のような人が出て来ても社会が破綻せずに済んでいるんです。 そういえばヤフコメにあった次のコメントが秀逸に感じましたよ。 『暴走族が安全に走行できるのは、他の人たちが道交法を守っているから。』

 あと、彼は学校なんか行かなくてもネットで友達はできるとか言っていますね。
 確かに友達はできるでしょう。 もしかしたらリアルよりも濃い結び付きができるかもしれませんね。 僕もネット上ではもしかしたら直接触れ合うより正確に僕を理解している人が居るのでは無いかと思ったりもしますから。
 他者とのコミュニケーション能力が磨けないと危惧される方もいらっしゃいますが、ネットではリアルな触れ合いの無い分、完全とは言えないまでもまあそれもそれなりのコミュニケーション能力は身に付けることはできるでしょう。
 ただ、今のゆたぼん君の言動を聴く限りはそういったまともなコミュニケーション能力は身に付けることはできていないとしか思えないし、できる友達も似たような輩やゆたぼん君を利用しようとしている輩がほとんどだと思いますよ。

 今はYouTuberとして稼げているかもしれませんが、将来稼げなくなった時は自己責任ですから、けして生活保護など貰わないようにして下さい。
 ただ、『自分の意志で学校に行かない』ことをことさらに正当化して語るのは今すぐ止めろ。 それで救われる子も居るかもしれないが、悪影響を受ける子や親はもっと居る。

 
posted by ちゃんちゃん at 23:20| 大阪 | Comment(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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