2011年03月03日

近5年のPCSの変化を検証してみた

 ふと思い立ち、近5年(2006-2007シーズン以降)の、浅田真央選手・安藤美姫選手・鈴木明子選手の現日本トップ3選手にキム・ヨナを加えた4選手の主要国際大会でのPCSの変化を表にしてみた。

Photo_3

 キム・ヨナがシニアデビューした2006-2007シーズン以降の、グランプリシリーズ、四大陸選手権、世界選手権、そしてオリンピックのフリーのTES及びPCSを表にしてみた。
 ショートプログラムを割愛したのは、その点差が解りにくいから。 よりその差が出易いフリーのみに絞ってみた。

 最初に断っておくが、これから書く感想はあくまで僕個人が感じたもの。 しかし、フィギュアスケートにそれほど詳しく無い人にこそ是非読んでいただきたい。 それほど間違った感想では無いと思うからだ。

 表中、僕が明らかに不当に低過ぎると感じたPCSは赤字で表示した。 鈴木選手に集中している[E:pout](安藤選手の2006-2007シーズンGPフランス大会や2008-2009シーズンGPアメリカ大会も不当に低過ぎるかもしれない)
 もともとそのPCSを評価して貰えなかった鈴木選手だが、2009-2010シーズンのGPカナダ大会では演技にミスが多かったようだが、PCSは46点台と容赦無く叩き落とされている。 
ミスが出た上、途中明らかにやる気の無い態度を見せてもあまり下げられないキム・ヨナ選手とはえらい違いだ[E:pout]

 鈴木選手は今シーズンに入ってようやくそれなりに評価して貰えるようにはなったが、まだまだ不足と言えるだろう。


 表中、僕が
不当に高く評価されたと思える得点には赤の太線もしくは赤の二重線で表示してみた。(※ あくまで他の選手と比較して不当に高いと感じたもの)
 特に
赤の太線で表示したものは『恣意的操作が有った』と言えると感じたもの。 やはりだがキム・ヨナに集中している[E:pout]

 キム・ヨナもシニアデビュー当時は57点前後の評価を受けていた。 しかし、2009年世界選手権で突然PCSがインフレする。 これは当時僕も記事にしたが、『フィギュアスケートが終わった日』とさえ言う人が居たほど、ファンにとっては事件だった。 そしてあの悪夢のオリンピックとトリノ世界選手権を迎えることとなるわけだ[E:pout]
 あ、赤で囲い忘れたが、ヨナの2009-2010シーズンGPフランス大会のPCSも不当に高いと言えると思う。

 オリンピックでは見たことも聞いたことも無いようなとんでもないPCSが飛び出し、TESも異常な加点の嵐。 まるで『後から演技する浅田真央選手がいくら完璧な演技をしても絶対届かせないぞ』と言っているかのような採点だった。 いや、きっとそうだったのだろう。
 さらに酷かったのはあのトリノ世界選手権。 あのミスは有るわ、やる気は無いわの演技でPCSはほぼ完璧な演技をした浅田選手を抑えてトップ。 TESもその浅田選手に肉薄し、フリーだけでは金メダルを獲得してしまった。 あれは絶対に有ってはならないことだったと今でも思う。

 こうして表にしてみると、浅田選手と安藤選手のPCSはそれなりに安定している。
 浅田選手に比べると、安藤選手は不当に評価されて来たと言えるだろうか。


 ところで、PCSは詳しい人はご存じの通り、5つの項目に分かれているが、ここから下ではあくまで『表現力』という一つの言葉として、捉えて僕の感想を書いてみる。

 『何か』具体的なものを伝える表現力なら安藤美姫選手が世界一だろうか。
 
『音楽の世界に入り込み、観客を引き込む』表現力なら鈴木明子選手が世界一だろうか。
 
優しい曲や柔らかな曲を使った際に、その『音楽の世界』を伝える表現力なら浅田真央選手が世界一だろうか

 キム・ヨナはそのどれでもこの3人にはけして敵わないと思う。
 しかし、TVをはじめとするマスコミに洗脳されてしまうコアでは無い方々は違う。
 今日仕事で久々に会った人たちと話をしたが、『キム・ヨナってやっぱり凄いんですよね』とか、『村上佳菜子が良いですよね』と言っていた。
 
僕はちょっと怖くなった。
 僕は、『確かにキム・ヨナは凄いし、村上佳菜子も良い。 でも浅田・安藤・鈴木3選手に比べれば、キム・ヨナは3人に及ばないし、村上選手もまだその3人の域には達していない。』と言っておいた。 ついでに、『日本の若手女子なら、村上選手より、むしろ大庭雅選手や庄司理沙選手の方が将来性が高いと思う。』と言っておいた。

 この僕の知り合いのように、マスコミの影響を強く受けている方々は、ちょっと深く調べてみて、2009年の世界選手権以降に起こったことを勉強してみて欲しいと切に願う

 まあ、なにせPCSの比重を下げて欲しい。
 現在の5項目から、スケートの技術・つなぎ・音楽との調和の3項目のみ残して評価すれば良いと思う。


 あ、キム・ヨナの本当に凄い部分を書くのを忘れていました。 その辺はきちんと書かないと不公平ですものね。

 3Lz+3Tは世界トップクラスなのは間違い無いと思う。 あと、勝負度胸も。(勝負度胸は後ろ盾が有るおかけだとは思うが)
 しかし、その他はそれほどでは無い。
 
スピン・ステップ・スパイラル・・・ どれをとっても世界一では無い

posted by ちゃんちゃん at 22:40
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