2014年04月29日

『誰も書かなかった武豊 決断』 感想

 面白かった。

 でも、一番知りたかった核心には触れておらず、残念でも有った。

 ※ ネタバレ注意です。





 先日購入した、『誰も書かなかった武豊 決断』を読み終えた。

 僕が最も興味を持っていたことについては核心に触れていなかったのは残念だったが、色々と知らなかったこととか有って面白かったのは確か。

 ・ 馬乗りなのにニンジンが嫌いということ。(というより馬乗りだから)
 ・ デビューの年、有馬記念の騎乗依頼を断り、阪神牝馬特別に乗った
   ということ。(僅差の負けが続いていたのに乗せ続けてくれた関係者
   に応えたかったとのこと。 見事勝利した。)
 ・ 空気抵抗を小さくするエアロフォームの勝負服を輸入したのは武豊
   だということ。
 ・ 還暦まで騎手を続けるつもりであるということ。
   (これは聞いたことが有るような気がするが)

 などなど・・・

 一番面白かったのは、

 『(毎日朝が早いので)起きなくてはいけない時間より早く目覚ましをセットし、束の間の二度寝の幸福に浸ったり(した)』

 という部分。

 みんな同じや。 と思った[E:coldsweats01]

 僕も、中学時代、起きたい時間より5分早く目覚ましをセットし、『まだ時間が有る』と思って幸せだった。 5分になれると10分。 10分になれると15分と言う風に徐々に長くなり、50分くらいまで進めたらいい加減リセットして5分に戻るという、実にマヌケなことをしていた[E:catface]
 世界一のジョッキーであっても、同じ年代の頃は同じことをしていたんだと思うと、親近感が湧く[E:coldsweats01]


 東日本大震災の折、被災地で避難場所に出向いた時、被災者の方々が喜んでくれたのを見て、『これまでは顔を知られていることで面倒な思いばかりしていたんですけど、きょう初めて「有名でよかった」と思いました。』

 というくだりを読んで、またひとつ武豊を好きになった[E:happy01]


 僕が一番読みたかったくだりは、『有力オーナーとの断絶』という項目。
 そう、リーチとのことがどのように書かれているかだった。
 しかし、単に『リーチの馬と、松田博厩舎の馬からの騎乗依頼が無くなった』と有るだけだった。 そうなった核心には触れられていなかった。

 『社台との「不仲説」の不自然さ』という項目も、ネット上で聞いているような噂に関する記載は無く、逆に、ある場所で、武豊と吉田照哉が談笑していたことなどが記されていた。

 武豊に最も近しそうな著者がその核心を知らないはずは無い。 やはり、この2点は公然と触れてはいけない部分なのだろうか?

 リーチとの件については、もっと踏み込んで欲しかった。
 おそらくそれは、世間に知られれば、リーチがもっと嫌われるだろうネタになっただろうと思うからだ。


 とはいえ、武豊という人間をさらに好きになれるだろう一冊では有ると思う。
 やはり、彼は人間として、男として尊敬できる人間で有ることを再認識できた。
 競馬界は、やはり武豊がトップに
居てこそ面白い。 今後も、第一線で活躍して欲しい。 おない年の彼が活躍すれば、僕も励みになる。


 さて、今週末は春の天皇賞。
 その武豊騎乗のキズナに勝って欲しい一戦だが、ゴールドシップのような気がしている。
 僕は馬券は買わない予定。 どうせ、仕事だしね[E:gawk]

posted by ちゃんちゃん at 20:52
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