2015年01月19日

フィギュアスケート 過去10シーズンのPCSの変遷

 先の記事でも書いたように、ちょっとやってみようと思ったものですから、過去10シーズンのPCSの変化をまとめてグラフ化してみました。

 主要な男子16選手、女子14選手についてのみ。 グランプリシリーズ、欧州選手権、四大陸選手権、世界選手権、五輪のみについてです。
 お好みの選手がここから外れてしまっていた方がいらっしゃいましたらごめんなさい。
 あくまで僕の独断と偏見でチョイスしておりますので[E:catface]

 ※ 1月20日 AM8:15追記有り



 まずは過去10年のPCS一覧表です。
 それぞれの際の転倒数も記入しています。(プロトコルのディダクションと、GOEから転倒数を判断しており、動画による確認はしておりませんので、おそらく少しの間違いが有りますのご容赦下さい)

Pcs

 小さ過ぎて何のことか解りませんよね[E:coldsweats01]
 画像はクリックにより拡大できます。(以後の画像は全て拡大可能です)

 これを元にしたPCSの変遷グラフです。

 まずは男子。

Pcs_2

 次に、見易くする為に、各シーズンの最高PCSをグラフ化してみました。

Pcs_3

 正直、どちらも10年がかりでPCSが上昇して行ってることくらいしか解りませんよね[E:coldsweats01]

 各選手の上昇度の差とかは解りますね。
 この二つのグラフから読み取れることは・・・

 ① 10年かけて、PCSは15点くらい上昇して、上下のバラつきが
   大きくなっている?
 ② 最初の4シーズンくらいはあまりPCSは上昇していないが、
   
バンクーバーシーズンから急に上昇度が上がっている。
    (特に最初のグラフは顕著)
 ③ チャン選手、フェルナンデス選手、羽生選手の上昇度は高い。
    町田選手の上昇度も意外に高い。
    テン選手の2013世界選手権での上昇度は異様に高い。
    対して高橋選手やアボット選手、小塚選手は地道に淡々と上
    昇している。
    織田選手とジュベール選手の上昇度は低い。


 次に女子。

Pcs_4

 次に、やはり各シーズン最高PCSのグラフ。

Pcs_5
 解ることは・・・

 ④ 男子と同様、10年で約15点上昇していて、上下のバラつき
    も大きくなっている。

 ⑤ 全体的には女子も、前半5シーズンよりも後半5シーズンの方
    が上昇度が高い。
 ⑥ バンクーバー五輪とソチ五輪のインフレ度は異常。
 ⑦ その中でキム・ヨナは別次元の強さの選手という評価をさ
   れている[E:gawk]

 ⑧ ソチでのロシア勢とゴールド選手の上昇度は異常。

 各シーズンの最高PCSの一覧表。

Pcs_6

 青く着色しているのは、それぞれのベストPCSです。


 この作業をしてみて僕が感じたこと。
 (入力時に感じたことも含む)

 ⑨ 男子と女子の上がり幅が同じなのはおかしいと感じる。
    (掛け率が違うから)
    男子は4回転時代に入り、女子に比べてTESの上昇度は高
    いのでは無いかと思うのですが、同程度上昇している。
    (TESも検証すれば良いのでしょうが、それはまだ気持ちが
     入りません[E:coldsweats01])
 ⑩ トリノシーズンのプルシェンコ選手を超える選手が何人も居る
    が、そこまで底上げが成されたのか疑問を感じる。
 ⑪ 男女ともに上昇度が加速しているように見えるのは、恣意
   的
なものの入り方がエスカレートして来たのでは無いかと
   思え
る。
 ⑫ バンクーバー前は、転倒はPCSにもかなり影響していたよう
    に感じる。


 正直、この作業で大した成果は得られませんでしたが、やってみて、やはりPCSの採点方法や運用方法は絶対に変えるべきだと感じました。 あまりに恣意的なものの介入する余地が大き過ぎると思うので。
 だいたい、各大会でのバラつきが大き過ぎます。 これで絶対評価と言っているのですから、ちゃんちゃら可笑しいです[E:gawk] この段階で、PCSの採点がいかにいい加減なものかを如実に物語っていると言えるでしょう。
 やはり相対評価と言うべきですよね。
 あと、キム・ヨナをダントツのトップに据えている段階で、ジャッジの目がおかしいのかそれか恣意的なものの介在が有るのか、いずれかで有ることを物語っていると、僕は思います

 じゃあどうすれば良いのか? 具体的には色々考えてはいるのですが、、自分の考えをまとめてから、また近い内に記事にしたいと思います。
 まあ、僕がいくら考えても、残念ながら何も変わらないんですけどね[E:catface]


 以下、1月20日 AM8:15追記。

 PCSがこのまま上昇を続ければ、あと5~10年程度で男子のPCSは100点付近で頭打ちになりますね。
 その頃までには大幅な採点基準の改革が必要になりますでしょうか?
 いや、今シーズンはPCSが抑えられていますので、ISUがもう手を打って来たのかもしれませんね。

 『近10年、順調に伸びて来た(とジャッジされている[E:gawk])選手のスケート技術を含む演技・構成点』も、今後は伸びていないとジャッジされて行くかもしれませんね・・・[E:gawk]

 あ~あ、こんなこと考えざるを得ないなんて、ヤダヤダ・・・[E:gawk]

 

 

posted by ちゃんちゃん at 19:41
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