2015年01月26日

フィギュアスケート 過去10シーズンのTESの変遷

 なんとかまとまりました[E:coldsweats01]

 ※ TESについては、細かいルール変更が毎年なされていますので、全て同じ基準で採点されていないことはご承知下さい。

 27日 0:30追記有り




 まずは全TESの一覧表。 転倒数入りです。

Tes

 細か過ぎて解りませんが、今回も全ての画像がクリックしたら大きくなります

 非常に解りにくいですが、各シーズンのTESの最も高かったものに、黄色や橙色のマーキングをしています。(左下に凡例有り)
 PCSの一番高かったものには緑や青のマーキングが残っていますが、つまりそれは、そのシーズンのもっともTESの高かった演技に一番高いPCSがつかなかったことを意味します。

 そのシーズンの最低TESを記録した大会で、シーズン最高PCSを記録したというケースもちらほら有ります。 特に高橋大輔選手は、シーズン最高PCS大会時のTESを、別の大会で17点以上も上回ったなんてことも有ります。(2005-2006シシーズン)
 一概には言えませんが、PCSの採点がやはりかなりいい加減で有る一つの根拠にはなりそうです


 各シーズン最高TES一覧表です。

Tes_2


 羽生選手のTESの高さは凄いですね。
 実は小塚選手も、2011年の世界選手権時に、98.53という、極めて高いTESを記録しています。 もしかしたら、当時の世界最高TESでは無いでしょうか?

 真央ちゃんのソチ五輪FSのTESを、2007年のGPFでは上回っているんですね。 驚きです[E:coldsweats02] というか、ソチのFSはもっとTESもPCSも出て良かっただろう? という感じです[E:gawk]
 あと、真央ちゃんのTESはソチ五輪の方が直後の世界選手権より8点近くも高いのに、逆にPCSは3点以上も低かった。 これは明らかなミスジャッジと言えるのでは無いでしょうか?

 

次に、男子のTESの変遷です。

Tes_3

 同じく、男子の各シーズン最高TESの変遷です。

Tes_4

 PCS同様、やや右肩上がりになっていますね。
 男子は4回転時代に入ってますので、当然と言えば当然です。

 羽生選手、町田選手、無良選手、フェルナンデス選手の上昇度が凄いです[E:coldsweats02]

 織田君は高め安定ですね。


 次は女子のTESの変遷です。

Tes_5

 同じく女子の各シーズン最高TESの変遷

Tes_6

 2011-2012シーズン以降、極端に低いTESが減ったのは、ジャンプの回転不足にアンダーローテーションが加わり、減点が緩和されたからでしょうか?

 コストナー選手のTESが低めなのが良く解りますね。 しかも波が激しいです。(特に2010-2011シーズンまで)
 TESの入力は、PCSの表をコピーして行っていたのですが、コストナー選手はほとんどの大会でTESがPCSを超えていないと感じました。 集計すると、なんと40大会でTESがPCSを超えたのは僅か3大会のみ。 2007年の世界選手権以降は一度もTESがPCSを超えていません。 コストナー選手が、典型的なPCS優位型ということが良く解ります


 今回の作業を進める中で、TESとPCSのバランスが気になったので、TESからPCSを引いたものも数値化してグラフにしてみました。

 まずは男子。

Tespcs

 男子の各シーズンで最も高いTES-PCS数値のグラフ。

Tespcs_2

 凄く解りにくいですが、織田選手・小塚選手・羽生選手・無良選手・フェルナンデス選手はTES優位型の選手と言えるでしょうか。
 ただ、高橋選手やアボット選手のように、ベテランになると、PCSがTESに追いつき、数値が下がってしまう傾向は見てとれるでしょうか。 勢いの有る若手は、どうしてもPCSが抑えられるので、TES優位になるようですね。


 次に女子。

Tespcs_3

 各シーズン最高数値のグラフ。

Tespcs_4

 やはりコストナー選手はPCS優位型の選手と言えますね。
 安藤選手やタクタミシェワ選手はTES優位型でしょうか。

 女子は男子に比べ、マイナスへの振り幅がかなり小さいですね。
 男子は大技に挑むので、その失敗した分のマイナスでTESが大きく下がるからでしょうか。


 結果、今の時点ではそれほどめぼしい成果は無かったように思います。
 TES-PCSのグラフ化は、実は意外と苦労したのですが[E:weep]

 まあ、良いや。
 このデータから、たとえ少しでも、誰かが何かを感じて貰えれば。
 実際、自分も作ってみた意味は有ったと思いますし。


 次はいよいよTESの基礎点を入力し、GOEをやります。
 GOEのグラフと、PCSのグラフは、sakura2さんがおっしゃるように、リンクして来そうな気がしますので、ちょっと楽しみです[E:catface]


 27日 0:30追記

 女子のグラフを眺めていると、ひとつ気付きました。

 男子と違い、TESの上が伸びていませんね
 ジャンプの難度が上がっていないので当たり前か[E:gawk]
 なんといっても、この10年間で、ISUの公式戦で3Aを成功させているのは、おそらく真央ちゃんと中野選手の2名だけか? マイズナー選手あたりもチャレンジしていたような噂も聞いたこと有るような気がしますが・・・

 公式戦でチャレンジした選手すら稀。
 それだけ、女子にとっては3Aが難しいということですね[E:catface]
 男子の4回転よりも明らかに難しいということです。

 TESが伸びて無いのにPCSはどんどん伸びているから、TES-PCSのグラフは右肩下がりになってますね。 これはやはりあまり良く無い傾向のように思えます。

posted by ちゃんちゃん at 19:49
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