2015年08月26日

淡路島家族一泊旅行 2015夏 part4(最終回) : 淡路夢舞台 迷宮編

 いよいよ今回の旅行記も最後になりますが、残念ながら楽しい話では有りません[E:gawk]
 少々、笑える部分は有るとは思いますが[E:catface]

 他人の悪口が嫌いな方は、スルーいただいた方が良いかもです。

 今回は、淡路夢舞台の設計に対する文句が基本になりますので[E:gawk]


 さて、この淡路夢舞台の設計者はかの有名な安藤忠雄氏。
 最近では東京五輪の新国立競技場計画の問題で度々TVでも見掛けましたね。

 世間ではこの方は日本を代表する建築家と認知されていると思いますが、僕はこの方をホンモノの設計屋だとは思っていません。 建築デザイナーとしては優秀なのかもしれませんが、総合的に判断して、一流の建築家(設計者)だとは到底思えないのです。

 ちなみに、淡路夢舞台のHP内に、この安藤忠雄氏をたたえるコーナーが有ったので、リンクを貼っておきます。

 『安藤建築の魅力 時空を超えて自然と共生する「安藤忠雄ワールド」』

 上記リンクに掲載されている写真を見れば、かなり複雑な形状をした施設で有ることが解ります。

 また、下記wikiの右上にも解りやすい写真が掲載されています。

 淡路夢舞台-Wikipedia

 今回、この淡路夢舞台の内部を少々うろつきまして、外部もキョロキョロしてみて正直『おいおい』というところが多かったのですが、何がそんなに気に入らないのかを記事にしたいと思います。

 写真は有りませんが、地下駐車場から目的の場所に辿り着くのは結構難しいと思います。
 建物形状が複雑なのも有ると思うのですが、案内のサインも造りにくそうで、少々解り辛いです。(サイン屋さんを責めてはいけません[E:catface])
 僕は自分で言うのもなんですが、方向感覚が正確な方なので(本来、建築屋としては当然持つべき能力
)大丈夫でしたが、少し方向オンチの方だと地下も地上もかなり迷うと思います。 普通の人なら最短距離の5割増しくらいの距離を歩いてしまうのでは無いでしょうか[E:coldsweats02] ただ、地下通路も壁がコンクリート打ちっ放しで美しく、未来都市みたいで息子には好評でした。 ちなみに僕はコンクリート打ちっ放しは大嫌いです。 難しい上にコストが高くつき、メンテナンスもやりにくいですから[E:gawk]

 さて、それでは地上の写真を少々・・・

01

 面倒なので、建物名とかはいちいち書きませんが、奥の建物は『奇跡の星の植物館』です。

 直線と曲面が立体的に交差した美しい造形だというのは悔しいながらも認めますが、この中を実際に移動してみると、真っ直ぐ目的地に向かうことがかなり困難だと思います。
 平面的にも複雑ですが、立体的にもエレベーターとスロープと階段が複雑に絡み合い、最も効率よく移動するにはどうするのが良いのか、かなり判断が難しいです。
 そんな中、ほとんどロス無く移動していた僕ってなかなかのものだと自画自賛しておきます[E:catface]

02

 この写真、右手の突き出した廊下みたいなのは一体何なのでしょうか?
 この先端で、タイタニックの船首のポーズでもやるのでしょうかね?[E:gawk]
 この突き出した部分を作るだけで、簡単に1千万はかかるでしょう。(たぶんそれでは全然足りない)
 2000年に開催された、国際園芸・造園博「ジャパンフローラ2000」の会場として造られたそうですから、基本、税金で造られたのでしょう。 実に税金の無駄遣いと言えますね[E:gawk] その後、第三セクターが運営しているそうですが、どうせ赤字だろうなと少し検索してみたら、やはりでした。 既に数十億円の公費が投下されているようですね[E:gawk]
 ホンモノの一流の建築家で有れば、こんな使い辛そうな複雑な施設を造れば、黒字経営になどできるはず無いというのは設計段階で想像はつくはずです[E:gawk]

 さて、せっかく来たので海洋堂劇場以外も楽しもうと花でも見たいなと思い、花が咲いていそうで、高所で眺望も良さそうな百段苑というところへ向かおうかと考えました。

 で、先の写真から少し進んだところから撮影したのがこの写真。

03

 左上にチラっと映っている段々畑みたいなのが百段苑。
 階段を登るのはあまりに辛そうだと思ったら右上のツタが巻きついたラピュタのような雰囲気を醸し出している筒状の部分はエレベーターか?

 別の角度から。

04

 百段苑とエレベーターらしき部分の前には大きな谷が拡がっている[E:crying]

 正直、あのエレベーターに辿り着くのはどう行けば良いのか?[E:gawk]
 食わず嫌いなのかもしれないが、考えるもの苦痛だ。 どうせ簡単には辿り着けないだろうと考えてしまう[E:gawk]

 もう百段苑に行くのは諦めてすぐ傍に有った下行きのエレベーターで降りて帰路につくことにした[E:gawk]

 で、傍に有ったこの付近の案内図がこれ。

05plan

 正直、これでもかなりシンプルだと思う。
 この平面図だけで目的地へ辿り着くのは少しでも方向オンチな方なら容易では無い[E:gawk]

 この案内図を見て言った息子の一言がなかなか上手かった[E:catface]

 『どこのRPGのマップやねん』

 お前、なかなか上手いこと言うなあ[E:coldsweats01][E:good]
 確かに、RPGのダンジョンみたいや[E:gawk]

 ちなみに、僕が車を停めたのはJブロックでしたが、この地下の平面図の表示みたいに単純では有りません。 Jブロックは複雑な配置をしていて、物凄く解り難かったです。 僕だからすぐに辿り着きましたけど[E:coldsweats01]

 僕が考える一流の建築屋というものは、一番大事なのは発注主と使用する方が喜ぶ建築物を造るものです。
 今回の淡路夢舞台のような施設は、不特定多数の方々が利用するのですから、その利用者が喜ぶことが一番大事でしょう。
 また、運営時に少しでも赤字の出ないような、メンテナンスもやりやすい施設を造る努力をすべきです。 残念ながら安藤建築にはそういう視点が感じられない。 この施設も、僕から見たら美しいけど無駄な造形がとてつもなく多い。 感覚的には20億円くらいは簡単に削減できたはずです。 いや、もっとか[E:gawk] きっとケタが違うな[E:gawk]

 確かに施設全体を見れば凄く美しく、格好の良い建物です。
 もちろん、経営に関してはこういった施設ではイベント後に赤字に陥ったまま抜け出せないところは非常に多いですので、全て建築家のせいにはできません。 無駄にカッコイイ施設になったのは、発注主の要望も有ったでしょうし。
 とはいえ、この淡路夢舞台にはとにかく無駄な動線や設備が多過ぎる。 これは建築家サイドでいくらでも修正できたはずです。

 おそらく建築費は相当なものだったでしょう。
 建設費用が多くかかり、複雑な形状で移動もしにくく、メンテナンスもやりにくく、イベント終了後も当然のように赤字に転落してしまう・・・

 こんな施設は造ってはいけないんですよ。
 こんなのが多いから僕は安藤忠雄氏が嫌いなのです。

 こんな建物を設計するのは、あえて下衆な言葉で言わせて貰えば、設計屋の自慰行為です。
 自慰行為は自分のお金でやってくれって感じです[E:gawk]

 東京五輪の新国立競技場は、こんな風にはなって欲しく無いですね。
 当初のザハ・ハディド氏のデザインのままなら、おそらくこんな風になったことでしょう。 とりあえず見直されて良かったと思います[E:catface]

 

posted by ちゃんちゃん at 22:29
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