2016年07月23日

気持ちは解らなくも無いが、それは言ってはいけないのでは無いだろうか? : イシンバエワのCAS裁定批判発言について

 イシンバエワは五輪金メダリスト。 その立場ならなおさら他の選手の為に『偽の金メダルを獲れば良い』はいくらなんでも言ってはいけないのでは無いだろうか?



 イシンバエワがInstagramで怒り「偽の金メダル獲ればいい」(ライブドアニュース)

女子棒高跳びのアテネ五輪、北京五輪金メダリストで、世界記録保持者のエレーナ・イシンバエワ選手は7月21日、自身のInstagramを更新。ロシアの組織的なドーピング問題に絡み、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が下した裁定に怒りのコメントをつづっている。
この問題は、ロシアが国ぐるみでドーピング違反を行っていたとして、国際陸連がロシア陸連の資格停止処分を決定。それを不服としてロシアの68選手がスポーツ仲裁裁判所に訴えていたが、裁判所はその訴えを棄却した。
その裁定を受けて、イシンバエワ選手は明らかに不服そうな表情の写真をInstagramに投稿。そして「希望は流れ去った」「私たちが欠場する中で、外国人選手は安心して“偽の金メダル”を獲ればいい」などの痛烈な言葉を並べている
前回のロンドン五輪では金メダル24個を獲得したロシア。現時点でロシアはリオ五輪のボイコットはしないと伝えられているが、リオ五輪の陸上競技に参加できない状況は多方面に大きな影響を与えることになる。
なお、陸上以外の全競技についても、ロシア選手のリオ五輪出場を認めるかどうか、国際オリンピック委員会は近日中に最終判断を下す予定だ。(引用終わり)

 ドーピングについては何が真実かは本人しか解らない。 いや、もしかしたら本人も解らないかもしれないですから、正直、僕が何か言えるわけでは無い。 イシンバエワ選手本人もそうかもしれないが、事実無根の汚名を着せられて出場機会を失う選手の方々には気の毒としか言いようが無いですし、かと言って僕が何かできるわけでも無いですが、それでもやはり上記のような発言はいただけない。

 ロシア選手が強い競技では、確かにリオ五輪でのメダルの価値は相対的に下がるとは言えると思う。 しかしそんなものは出場選手達が一番解っているはずですし、参加する選手だって『どうせなら強い選手に勝ってメダルを獲りたい』という気持ちが強いはず、ですからイシンバエワ選手の発言は批判されてしかるべきだと思う。

 しかし出場される選手にはロシア選手のことは気にせずに頑張っていただき、メダルを獲った暁には堂々と胸を張って誇らしくして欲しい。 どんな理由があれ、ほとんどの選手にとってもっとも望んだであろうメダルなのだから。

 最後に、事実無根の理由で出場不可の危機にさらされている無実の選手については、なんとか参加の機会が与えられることを祈りたい。 モスクワ五輪の時のように、4年間の努力の成果を発揮する機会を奪われるシーンは見たく無い。 僕だって陸上競技の末席とはいえそこに並ぶ人間として、努力の成果の発揮機会を奪われる選手の気持ちは例えわずかでも解るつもりだから・・・

posted by ちゃんちゃん at 11:09
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