順位についても1位~4位は異論無し。 5位は坂本選手だと思いますが。
優勝したザギトワ選手はFSも後半に7つのジャンプを決め、高い技術点の基礎点と若さ・勢いを武器に頂点に立ちました。 やはり全選手でただ一人コンビネーションジャンプのセカンドに3Loを跳んで来たところが特に素晴らしい。
プルシェンコ氏が自身のインスタグラムで紹介していましたが、このザギトワ選手はなんと5連続3回転を練習で跳んでいます。 それも3Lzからの3Lo☓4連続ですから凄いです

プルシェンコ氏 インスタグラム
銀メダルはメドベデワ選手。
彼女の競技演技は好みでは無いですが、素晴らしい実力の持ち主で有ることは疑うべくも有りません。 ロシアのエースとして凄いプレッシャーも有ったことと思いますが、その中でのパーフェクトな演技ですから価値が有ります。
銅メダルはオズモンド選手。
FSはSPほどの輝きは有りませんでしたが、宮原選手を抑えて逃げ切りました。
4位宮原選手もパーフェクトな演技で『メダル有るか?』と思わされる演技でした。
この大舞台で素晴らしかった。 ジャンプに高ささえ有ればなあ・・・ と悔しく思えます。
5位は僕的には坂本選手。
小さなミスは有りましたが、良く踏ん張りました。 坂本選手はまだまだ若い。 この貴重な経験を生かし、今後の人生に生かして欲しいと思います。
コストナー選手に逆転されるとか有りえません。 自信を持って『世界5位』だと思って欲しい。
残念だったのは長洲選手。
個人戦では3Aならずでした。
でもその後はミスを最小限に抑えました。 競技を続けるのかどうかは解りませんが、まだ続けるならまた3Aを魅せて欲しいです。
あと観ていて辛かったのがデールマン選手。
3度も転倒し、勢いに乗っていた昨シーズン以降の彼女がまるで幻かのようでした。
メダルのチャンスも有るかもと思っていましたが、なんとFS19位で、総合15位に沈みました。 この悔しさを世界選手権で晴らして欲しいです。
良い演技をできた選手もできなかった選手もお疲れ様でした。
まずは少し身体を休め、今後に備えて欲しいです。