その際、新幹線の中で読んだ3冊の本を紹介しておきたいと思います。
この日に読んだ本は・・・
左から、
① 大迫傑著『走って、悩んで、見つけたこと。』(㈱文藝春秋発行)
② マラソングランドチャンピオンシップGUIDE(朝日新聞出版発行)
③ ベストバウトオブはじめの一歩! デビッド・イーグルVS鷹村守 WBC世界ミドル級タイトルマッチ編(講談社発行)
最初に読んだのは③からですが

『はじめの一歩』は主人公の幕之内一歩が日本チャンピオンの伊達英二に挑戦したものの、ハートブレイクショットの前に初黒星を喫したところくらいから読んでいなかったと思われ、この鷹村守の二階級制覇のかかったデビッド・イーグル戦も今回初見だったと思います。
最強・鷹村守がデビッド・イーグルの目に一歩の姿を重ね、プレッシャーを感じていたのは意外でした。
この本は朝の通勤時間と新幹線に乗って30分くらいで読んでしまいました。
次に読んだのは②でした。
当然これがメインで、8月30日発売と知っていたので、二日前くらいから捜していて、前日29日に見付けて購入しました。
内容に触れますが、読んだ僕の主観による脚色が入っていると思いますのでご了承下さい。
大迫選手がなぜマラソンを主戦場に選んだのか? という部分についてですが、
・メンタルの占める割合が高く、トラックと比べて世界と戦える可能性が高い
・走っている間は自分に没頭できる
そうですよね。
僕なんかでも走っている間は最初は仕事の嫌なこととか考えていても、そのうち違うことを考えていて、走り終えた時には嫌なことなんでどうでも良くなっています。 リフレッシュできているんですよね。 え? トップアスリートのそれと一緒にするなって? まあそう言わず

大迫選手のストイックさですが、
・やらない理由を捜すのでは無く、やるべき理由を常に捜して積み重ねている
・気候やコースに左右される結果よりも、スタートラインに立つまでの経過が重要で、妥協無くそこに辿り着けたらそれはひとつの勝利
・身体的な限界は案外無い。 壁という言葉にすることで大袈裟にしてしまっている
・究極に今を生きている
僕はいつも『やらない理由』を捜しているのでダメですね

『究極に今を生きている』とはなかなか言えないですよね。 僕は良く外をだらだら歩いて僕の邪魔になっている人間を見ると、『キリキリ歩けや! 俺はそんなスローペースで生きて無いんや!』とか思ったりしていますが

他に気になったところは・・・
・合宿中は娘を抱っこするのも背中が張りそうで躊躇してしまう
そんなんで良く学生結婚なんてできたなと

そこまでストイックなのに、女性は排除しないというのは逆に意外

ファンからの質問に対する答で、腸脛靭帯炎の克服法・予防法については・・・
・これはもう我慢、走りましょう。 自分は我慢して速いスピードで走ったら良くなりました。
マジか

僕は恐ろしくてそんな対処無理ですわ。
とにかく休み、回復したらとにかく走り込み、筋トレをするくらいしかできません。
とにかくストイックな大迫選手、そりゃ強いと思えると共に、MGCもやはり有力候補だよなあと思わされました。
この本は帰りの新幹線に乗ってすぐに読み終えました。
最後に読んだのは②のMGC本。
内容的には男子に偏重していて、女子が薄いのが不満。
主だった分を読むのは1時間余りでした。
MGCまでいよいよあと13日。
9月15日は仕事を入れずに観戦する予定。
誰が勝つでしょうか?
とにかく3位以内に入ることが重要な闘いですし、ペースメーカーも居ませんのでとにかく牽制しあってタイムは出ないと言われていますが果たしてそうでしょうか?
男子は僕は結構タイム出そうな気がするんですよね。
もちろん気温にも大きく左右されるとは思うのですが、設楽選手なんかは周りを気にせずにペースを造りそうな気がするんです。
ただ設楽選手の場合は優勝で無ければ惨敗のようにも思えます。
昨年夏のアジア大会を勝った井上選手の前評判が高いようですが、僕はやっぱり大迫選手や服部選手が強いと思うんですよね。
個人的には神野選手に頑張って欲しいのですが・・・ あと応援したいのは設楽選手と服部選手の東洋大勢。
女子は男子よりタイム出ないような気がします。
動くとしたら、前田穂南選手でしょうか?
それか案外早めに鈴木選手が動くかも?
キャリアは無いですが、やはり夏のマラソンを制した鈴木選手は優勝候補だと思います。 スピードも一流ですし。
松田選手も強いでしょうし、岩出選手もここに賭ける気持ちは強そう。
個人的には福士選手と前田彩里選手を応援。 関根選手も松田選手も応援したいです。
さて、今夜は『暑いので外を走りたくない』と理由を捜してまたトレミで走って来ました

明日はリハビリと残業でランオフの予定なので、しっかり走っておきたいというのも有りましたが

今日の走行距離 : 14.5km
1時間15分01秒
5分10秒/km
11.6km/h
今夜は60分走+15分走。
ジムに行くと、ジムのスタッフさんに『トレミが60分で止まらないように設定しましょうか?』と聞かれました。
いつも60分以上走るので気になられていたようです。
僕は最近、60分で11km余り走り、そこからの15~30分を少しペースアップして走る事にしているので設定を変えずに走りましたが。
今夜は最初の60分で11.32km走り、10分レスト後の15分は、フルPBペースの10.8km/hでスタートし、1分毎にペースアップし、残り10分でハーフサブ100ペースの12.7km/hに。 さらに上げて行き、残り5分で10kmサブ45ペースの13.4km/hにし、さらに上げ続け最後は14km/hまで上げてフィニッシュしました。 15分の走行距離は3.18km。
トレミも慣れたので、足の回転さえ追い付けばまだ上げれそう。 呼吸はまださほど乱れませんでした。
1分毎のペースアップは実は結構気がまぎれて良いです。 1分毎にボタンを押さないといけないと思っていると、15分はあっという間で気持ち的に凄くラクなんですよね

この60分走+15分走はなかなか良い練習になりそう。 できれば60分走+20分走にしたいですが。